唯一のお友達の話
あ、わたしは友達がいません
これもみなさんよくご存知だと思うんですけど
昔と言っても二十代の頃は、職場の
歳が近い女の子達と凄く仲が良くて
一緒にディズニーに行ったり、
後半も職場の人らとめちゃくちゃ仲が
良くて遅れた青春を取り戻すように
夜の河原で花火しちゃったり
毎日決まった男女で朝まで遊んでました
学生の頃から続いてる女友達や
専門時代の仲間と定期的にみんなで
呑んだり、
その歳その歳で出来た友達や知り合いと
たまに遊ぶこともあったのですが
二十代は彼氏がそれでも全てで
優先は全て彼氏でした
でも、友達はいました
職場もその場限りというかその職場で
仲良くなってご飯を食べに行くことは
ありますが
三十の手前で恋人と別れ
捻くれてからは友達もどんどん減り
と言うかわたしから拗ねてどんどん
人と疎遠になり
結婚したら幸せになっていく友人とは
仲良くできなく
会いたくもなく
そんななかでも唯一、本当に唯一
一年に一度は必ず会う、連絡も定期的に
取る学生時代からの女友達がおり
その親友だけがわたしの唯一友達と言える
人だったのですが
先日縁を切ってしまいました
彼女はわたしと同じ歳
結婚もしていません
若い頃は恋人と長続きしたことがなく
変わり者と思われており
モテるし常に恋人はいるけれど
幸せとは無縁の人でした
わたしが昔の彼氏と6年付き合って
いた頃はむしろ、わたしの方が
アドバイスというか上から目線
くらいの立場だったのですが
(わたしは嫌なやつなので)
こんなわたしは30になってからは
付き合っても付き合っても恐ろしい短命
の付き合いしかできず
負の連鎖に陥っておりました
彼女は彼女で30くらいからやっと
落ち着ける人と付き合え珍しく三年か
2年くらい関係が続いたのですが
結婚には至らず自ら相手を振って
別れていました
その後は彼女は出逢いも付き合いも
しますが、私ほどではないといえ
短命で終えています
そんな彼女がまたこの間新しい彼氏が
できたと聞き
喜び半分、多少私の心は暗くなって
いました
そこまではいいのですが
私がこの一年の間のダメダメな交友関係を
話して反省していると
彼女のほうから
ねえ、〇〇さん今独り身なんだよ
どう？
と聞いてきたのです
私は彼女から紹介というものをされた
ことがなく
若い頃も頼んでも有耶無耶にされましたし
実はその後も酷いことを言われたことが
あり、紹介という話題はお互い口に
しないように、していました
彼女が言ってきた人は私も面識があり
一度だけ挨拶したのはもう2、3年前の
事で覚えておらず
始め言われた時も誰のことかわからな
かったのですが
よくよく聞いて、私が素敵だと思っていた
人だったのを思い出して心がトキメキ
ました
それでもその後その人の話にはならなく
結局紹介してくれるのか、しないのか
よくわからないままその日は別れ、
その後も特になにも言ってこなく
これはどうせ口だけだったんだなと
思ったのですが
婚活パーティーの失敗や、上司のことで
思い悩み、再び彼女に連絡し、
その人を紹介してくれないか？と
恥を忍んで自ら頼んでみたのです。
すると、じゃあ本当に聞いてみる？
と言われ
私も、相手がその気なかったら仕方ないけど
ぜひよろしくお願いします
と伝えると、じゃあ聞いてみるねとその日は
やりとりが終わったのです
そして数日後
彼女から返ってきた言葉は
ごめん。〇〇さん今は彼女とか友達としても
あらたに誰かと知り合う気は無いんだって
という内容でした
わたしはその時は痩せ我慢して
そっかわかった
と返したのですが
翌日になって、なんか惨めすぎて
段々イライラしてきてしまって
実はまだ書いてなかったのですが
その友人に2、3年前、言われたことが
あったのです。
それは〇〇さんと初めて顔をあわせて
挨拶だけしたときだったのですが
わたしと友人が主催したある企画があって
そのお客として彼が友人に会いにきていた
のですよね。
わたし側のゲストではないので
わたしは挨拶程度で話すことはなく
彼女は2人でご飯に行ってしまったのですが
その後帰ってきて彼の話になり
良い人なんだーと言う話をしていて
でもリンカには(ブログを書いている私のこと)
私の男友達が不幸になるから誰も紹介
したくない
とハッキリ言われたんです
この言葉はかなり後々まで後を引きずって
いて、結局今回このことで揉めたの
ですが
わたしとしては親友に面と向かって
そう言うことを言える神経が理解
できなくて
その時も酷い！と怒ったのですが
聞き入れてもらえず
みなさんはそれは実は親友では
ないのでは？？と思うかもしれませんが
一応これでも友達だったのです
何度私が傷ついたり辛い目にあったり
自暴自棄になっていたときも
彼女は、わたしは見捨てないと
言っていたし
多々おかしいところは昔から
ありましたが
それはお互いさまだしわたしも変人です
けれどこの言葉は傷つきました
また真意を聞いてもそのまま同じ
内容だったので尚更納得いきませんでした
それから2、3年たち、今回の件で
親友の方からなんと、〇〇さんどう？
と聞いてきたのです。
普通そういうときって少しは相手も
わたしと会う気がありそうで
けしかけませんか？
例え聞いてなかったとしても。
それでこちらが恥を忍んで頼んでみたら
会う気は無いと言われ
わたしはもうピエロですよ
結局わたしは翌日我慢ができず友人に
ハッキリと怒り
というか罵倒して
関係は終わりました
よって、今わたしは見事に友達が0です。
順調に孤独死の道を歩んでます
