35歳を超えた女子でも、結婚できるのか

35歳を超えてしまった私が結婚できるまで

気になったこと

なにか頼みました?と、とりあえず

荷物をどけてもらい、向かいに

座ったわたしはメニューを見ながら

俺っちに話しかけました。

 

テーブルにはまだ何もなく、ここの

システムも分からないだろうなと

思っていたら意外な答えが。

 

ビールを頼みました

 

え?び、ビール??

もう頼んだの?しかも、聞いたら二杯目

だとか。わたしに会う前に既に一杯

飲み終わっていたんです。

 

ていうか待ち合わせ時間を四時で

勝手に入っててまだ四時にもなって

なかったんですよ。

そしてお茶しようって言ったのに

お酒飲みます?

てゆうか鬱の人、ビール飲みます?

 

生ハムも頼んでて程なく黒ビールが。

わたしは飲む気になれずコーヒーを

頼みました。

 

というかさっきから俺っち、お酒の

せいか口臭が…

いや、お酒くさいっていうか、これ。

もともと口臭がある人でアルコール

入ってさらに臭いというか。。

うん。

わたしの1番嫌いな口臭です。

しかもそこまで近づいてないのに

感じる口臭とはいかに。

そして極め付け、会って最初に

笑った瞬間に心臓止まるかと思った

んですけど。

前歯が一本、、、ない。。。

 

うわー。ダメだー。嘘でしょー。

婚活やるなら歯を直せよ。

まじで私のダメな奴だ。

もう笑えて来ます。ここまでくると。

俺っち、期待裏切らないキモさすぎでしょう。

 

私、自分の歯も綺麗じゃないんです

けど、前歯がない人はその人の審美に

対する思いとしてダメなんです。

そこ優先事項じゃないというか。

 

事故で歯を折った人ならすぐ直すと

思うんですよ。

前歯ない人って大概怠慢というか

ダラシないというか。

歯医者面倒い、怖い、金かかるって

いう理由で直さない人が大半だし。

何より、前歯が虫歯で無いってことは

歯磨きに熱心じゃなく、だらしなかった

証拠なんです。

 

前歯無くすってよっぽどのだらし無さ

ですよ。

それでも百歩譲って直してればまだ

良いです。

保険内の安い治療でも仕方ない。

おーけー。

おまえ、そこまで金ない訳ないだろ。

単に嫌なだけだろ。

 

でもな、そんなんで婚活しようなんて

可愛い子見つけたいなんて

ぜってぇ無理だかんな!

 

とまでは、さすがに初対面では思って

ませんでしたが、でも後々は思い

ましたしハッキリ言いました

(その話は後日)

 

それから、食べ方が汚い。これ悲しい。

くちゃくちゃしてる。

悲しい。

 

頼んだくせに全部食べない。むかつく。

笑い方がキモい。

 

酷いようですが、こちらも酷いこと

づくめです。

 

私としてはもう食べる気になれず

コーヒー以外何1つ頼みたくなかった

のですが、手持ち無沙汰でメニューを

見ていると、俺っちがハンバーガーが

美味しそう!食べたい!と

言い出し、

 

ねぇ、シェアしようよ〜

 

と言い出したのです。

この時点で俺っちは私の内情なんて

全く知りません。

ボランティア精神だった私はキャバクラ

宜しく話しかけ続けてあげましたし

実際感じも良かったと思います。

 

表面には出さないのが私なので。

なのでもう恋人気分。

次は温泉行こうとか、夜景の綺麗な

ラウンジのホテルに連れて行きたいとか

言いたい放題。

 

しまいには、今回は僕がここまで

来たんだから次回は横浜に来てよねと

決めつけて来ました。

 

次回…?

 

と思いつつも、勝手におまえがこっちに

来たんだろうがいとは言いません。

 

曖昧に笑っておきます。

ハンバーガーも絶対にシェアしたくなく

濁して無視していたのですが

 

突然店員さんを呼び止めてしまう俺っち。

 

すいませ〜ん。この、ハンバーガ

2つに切ってもらえます〜?

 

と勝手に注文しちゃいます。

うぎゃーー。シェアすると思われたくない。

しかし健闘むなしくハンバーガーは

頼まれてしまいました。

 

生ハムすらまともに、食いきれてない

癖にハンバーガーなんて食えんのかよ

と思いましたが仕方ないです。

 

悲しくも2つシェア用に切られた

ハンバーガーが届きました。

きっと普段なら美味しいハンバーガ

なのでしょう。

味なんて全くしませんでしたけど

残すことが嫌な私は自分のぶんは

キッチリ食べました。

 

それもこれも、恐らくここのお会計は

俺っちがしてくれるだろうから。

まあいいやと思っていたんです。

 

その時は、ね。